食事とBCAA

欠乏と過剰

不規則な生活を送っている人はもちろん、普通どおりの生活をしているつもりの人でもアミノ酸の不足に陥る場合があります。必須アミノ酸は食事でしか得らないので、偏った食生活であればすぐに摂取バランスを崩してしまいます。摂取バランスが崩れると、一体どうなってしまうのでしょう。

さて、ではアミノ酸が不足した場合(欠乏)を考えてみます。ただ、普段の生活でアミノ酸が不足しているとはっきり自覚することはありません。なんとなく「だるい」「髪がぱさぱさ」「肌が荒れる」などの不快症状が表れるとき、アミノ酸が不足している状態なのです。

アミノ酸が不足すると細胞や組織を作る材料が不足するということになり、「足りない」と認識した身体は普段であれば排出や代謝をしてしまう「古いアミノ酸」を再利用しようとします。その結果肌荒れが発生したり、肝臓の機能が低下したりするなどの不調が生じてしまうのです。

特にBCAAが不足した場合、集中力がすぐ切れたり、イライラしたりすることが多くなるようです。また、低血糖症に良く似た異常な空腹感や手足の震え、冷や汗や動悸などの症状がでるといわれています。

では反対に、アミノ酸がたくさんすぎたら(過剰)どうなるのでしょう。医学的にはアミノ酸を偏って摂取することによって、過剰毒性が起こりやすいといわれています。特にBCAAはサプリメントとして高濃度のものを摂取することがあるので注意が必要です。極端に過剰に摂取した場合、ケトン血症やケトン尿症を引き起こす可能性があります。