たんぱく質とアミノ酸

免疫とアミノ酸

身体の不調を治したり、健康を保ったりするための身体の機能を「免疫」といいます。このシステムは人や動物が眠っているときでも、自律神経系によってコントロールされていて、常時働き続けてくれています。

よく耳にする白血球やリンパ球などが、この免疫機能に重要な役割を担っています。たとえば体内の異物を分解してくれたり、固めて排出してくれたりというものです。炎症を起こしているところも、身体の免疫が活発に外敵から身を守っている状態だと考えてください。

アミノ酸はこの免疫を高めるためになくてはならない大切なものです。特にアルギニンとグルタミンはそのもの自体が免疫機能に強く作用するため、免疫アミノ酸などとも呼ばれています。アレルギー反応は免疫が過剰に反応している状態ですが、アルギニンはこれを抑制する作用があるともいわれています。

さて実はここで紹介しているBCAAも、免疫力アップに効果が高いといわれているのです。

激しいスポーツをすると肉体疲労や遊離アミノ酸の減少により、免疫機能が低下することが分かっています。運動前にグルタミンを摂取すると免疫機能の低下を軽減することも分かっていますが、運動後にアミノ酸が低下しているときに摂取するより運動前にも摂取したほうが良さそうな気がしませんか?

そこでBCAAの出番です。このBCAAは免疫を担う主な細胞である、好中球やリンパ球の働きを促進する効果があることが分かっています。運動前にBCAAを摂取した人の免疫機能が、運動後に活性化しているという実験結果もあります。