たんぱく質とアミノ酸

アミノ酸とは

動物の身体、特に人間の身体は体重の約15パーセントはたんぱく質で構成されています。たんぱく質とはご存知の通り炭水化物や脂質と並ぶ三大栄養素の一つですが、このたんぱく質を構成しているのがアミノ酸です。

アミノ酸とは、化学的にいうと一つの分子の中にアミノ基とカルボシル基を併せ持つ有機化合物です。このアミノ酸はいくつも結合してポリペプチドからたんぱく質となり、植物動物問わずに全ての生命活動に重要な働きを示します。

アミノ酸には多くの種類が確認されており、その中でも最初に発見されたのが「アスパラギン酸」というアミノ酸です。名前の通りアスパラガスから発見されました。1806年にこのアスパラギン酸が発見されてから100年以上にわたる研究の結果、現在では植物や動物、微生物などの特殊なたんぱく質などから360種類以上のアミノ酸が発見されています。

このようにたくさんの種類があるアミノ酸ですが、人体に必要とされるアミノ酸は20種類にすぎません。そのうち11種類は体内で合成することのできる非必須アミノ酸です。残りの9種類は体内で合成することができないため、食事から摂取する必要がある必須アミノ酸です。

必須アミノ酸は生物の種類によって異なります。人間の場合は9種類ですが、犬と猫では人間では非必須アミノ酸に含まれるアルギニンが必須ですし、猫は更にタウリンも必須アミノ酸に含まれます。

これら必須アミノ酸は全種類をバランスよく摂取することで、体内で有効に利用できるようになります。食生活が不規則な人や偏食しがちな人は、食品以外にサプリメントなどで補うといいでしょう。